歯を抜いた後に注意すべきこと
歯を抜く処置をされた場合、麻酔をしていたり、血が出たり、歯があった場所に傷口ができたりと、いつもと違うお口の状態になっていることが多いです。覚えておいていただきたいことをお知らせします。
①お口を強くゆすぐことはしないでください
出血が止まりにくくなってしまいます
②2~3日は飲酒・激しい運動・長湯はしないようにしてください
これらの行為は、血の流れを速くします。そうすると傷口が腫れたり、痛みが増してしまいます。また、アルコールは痛み止めのお薬の効果をなくしてしまいます。
ちょっと期間が長いと感じるかもしれませんが、腫れのピークは2日後です。その翌日くらいまでは気をつけましょう。
③お食事は普段通り召し上がっていただいて大丈夫です
④処置のあとに噛んだガーゼは30分間はそのまま噛んでいてください
圧迫して止血をしています。30分間はガーゼを取り替えないでください。
⑤歯を抜いた穴に食べ物のかすが詰まりやすくなっていますが、そのかすを自分で取ろうとして、傷口を触ることはしないでください
傷口に雑菌が入ると化膿してしまいます。かすが詰まってしまったら、そのままでも問題ありません。
⑥お口の中に血がたまったら、軽く吐き出してください
⑦出血が激しいときにはガーゼを1時間ほど強く噛んでいてください
血の味がしたり、ツバに血が混じるという程度なら問題ありません。
その他に心配なことがありましたら、お気軽にご連絡ください(電話受付:木祝を除く9:30~19:00)
歯を抜いたあとも治療は続きます。ご自身に合った詰め物や被せ物を入れていくことになります。当院で取り扱っている素材はこちらをご参照ください。
お口の健康を維持するために、一緒に頑張りましょう。