口腔機能低下症の勉強会を行いました
オーラルフレイル(お口の機能の衰え)という言葉をご存知でしょうか。
フレイルとは、体が衰えたり、心の支えが少なくなったり、社会(職場や趣味の場など)に属さなくなったりという様々な要件から、介護が必要な状態に陥ってしまう状態のことです。
それを食い止めるために、歯科医院はお口の状態を確認する必要があります。噛みにくい、むせる、滑舌が悪くなる……など、お口の衰えから、フレイルに気づき、患者様の健康状態を維持していきます。
当院はこの取り組みに力を入れ、研究チームを発足し、スタッフ全員で院内勉強会を行いました。
院長はじめオーラルフレイルチームによる座学と症例発表
実際の検査を患者役・スタッフ役に分かれて実習しました。
歯科医院は、歯やお口だけでなく、全身の健康を守ることができる医療機関です。歯がすべて残っていても、体が弱っていては、健康とは言えませんよね。65歳以上の方は年に一度、70歳以上の方は半年に一度、歯科医院でオーラルフレイルの検査を受けましょう。