歯科医院 100年構想2
前回に続き、歯科医院100年構想(2100年5月に開業100周年を迎える)について、書かせていただきます。
100年、歯科医院が続くためには、色々な部分で確固たるものがなければならない。歯科医師や歯科衛生士には歯科のプロフェッショナルとしての知識、技術、経験などが求められます。これについてはのちのち別の回で述べさせていただきます。
でも、一番といってよいほど重要な役割を担っているのが、歯科助手と受付です。歯科医院の顔といってもよい立場で、雰囲気というものを作り出せる職種!!
求められるものは、多岐にわたりすぎて書ききれない。それに加えて歯科の知識も要求されます。ま、簡単に例えさせていただくと、女将って感じです。
女将(おかみ)っていうと、私としては料亭か相撲部屋。どちらも、専門の仕事をするわけではありませんね。つまり、料亭で料理を作ることはないでしょうし、相撲部屋で相撲を取ることもありません。どちらも料理人とお相撲さんや関取などの専門職がある。
でも、その方々だけでは決して上手くいきません。女将は色々な知識を持ち合わせて、プロにプロとしての時間や場所を提供するプロ(この場合、料理人なら、その人が最大限うまい料理を提供できるように気持ちのよい空間や時間を作ってあげること、また相撲ならば関取やお相撲さんに、最大限の結果が出せるようにしてあげること)だと思っています。
歯科助手や受付は、まさに歯科医院にとっては女将なのです。
ですから、逆に一番難しい仕事!! 縁の下の力持ちとはこのことですね。当医院のスタッフは、いつも悩みながら、苦しみながら、本当に頑張っています。
でも、心から感謝しています。どんな偉そうなことを私が述べても、それを言う機会を作ってくれているのが彼女たちですから。
歯科医院に来て、そんな彼女たちと話してみてください。とても素敵な時間をもらえると思います。
また、以前から通院している方は、彼女たちに、ちょっとだけ労いの言葉を頂けると嬉しいです。
まだまだですが、当医院の歯科助手や受付は、その道をプロを皆目指しています。頼もしいの一言!!